Illustrator CS2で「線の位置」が変更可能に
Adobe CS2【完了】
それは線パレットに追加されている「アレ」です。ちょっと説明しづらいんですよ。要らないといえば要らない「アレ」なんですが、InDesignにはあった機能でずっと切望してました。小さな改良だったかもしれないけど、自分にとってはものすごくうれしい「アレ」をご紹介します。
線パレット中にこんな3つのボタンが追加されました。
「線の位置」という項目です。

左から順番に「線を中央に揃える」「線を内側に揃える」「線を外側に揃える」です。
うまく言葉で説明する技量がないので、キャプチャしたものと一緒に説明します。
まずは「線を中央に揃える」

いわゆるデフォルトであり、以前のIllustrator同様に線が適用されます。描いたオブジェクトのパスを中心に、指定した線幅が適用されます。
次に、上のオブジェクトに「線を内側に揃える」を適用してみます。

すると、パスの内側に線ができます。見たまんまです。
そして「線を外側に揃える」

パスの外側に線ができます。これも、見たまんまです。
説明しなくても、こうやって見ていただければ分かるですね、ハイ。
一緒にアピアランスパレットをキャプチャしてますが、線の項目が「10pt 内側」「10pt 外側」と変化してるのが分かるかと思います。
この機能、グリッドに添って整然と配置したオブジェクトに線を適用しても、「線を内側に揃える」にしておけば、線幅が異なっていてもグリッドからはみ出さずに、きちんと整列を維持してオブジェクトを並べることができます。便利だなぁ。うれしいなぁ。
ひとつ残念だったのが、オープンパスや文字には適用されなかったこと。オープンパスに適用されないのは当たり前としても、文字に適用できたら応用の幅が広がるだけにちょっと残念。
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