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Data Rescue II ブロックレベルのツール

Data Rescue II
10 /19 2007
Data Rescue 2 レギュラーData Rescue II にはハードディスク内のデータを表示する機能があります。

ブロック単位で表示してくれる機能です。

ファイルを復旧してみてうまくいかなかったときの原因追及に使うための機能です。
パーティション情報を見てみたり、ファイルのデータを見てみたり。そういうことをすることによって、分かる人には解決方法のヒントが得られるかもしれないって機能です。

「ブロック」メニュー→「指定ブロック番号で新しいウィンドウを開く」を実行します。
Data Rescue II ブロックレベルのツール


するとブロック番号を入力するためのウインドウが開きます。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
「0」のまま「OK」ボタンを押しました。

すると、ブロック番号「0」のデータを表示してくれます。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
全部「00」なんだ…。
ウインドウ上部右側にある「次」「前」を押せば、ブロックを1つ移動することができます。

指定したブロック番号へ移動したいときは、「ブロック」メニュー→「指定ブロック番号へ移動」を選択します。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
ブロック番号を指定するウインドウが開くので、数値を入力すればそこまで移動できます。
さっきのウインドウにあった「次」「前」も、一応メニューの中にあります。

さて、普通、どのファイルがどのブロック番号にあるかなんて把握してないと思います。
ファイルを指定して、そのファイルのブロックにアクセスすることもできます。

まずは、スキャン結果一覧からファイルを1つ選択します。
「ブロック」メニュー→「このファイルデータで新しいウィンドウを開く」を選択します。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
「.DS_Store」を選択しておいてみました。

すると、「.DS_Store」ファイルの先頭ブロックが表示されます。
Data Rescue II ブロックレベルのツール


また、同様にファイルを1つ選択して、「ブロック」メニュー→「このファイルのRSRCで新しいウィンドウを開く」を選択してみます。
Data Rescue II ブロックレベルのツール


すると、リソースフォークの最初のブロックを見ることができます。
Data Rescue II ブロックレベルのツール

表示されたものを見ても全然分かりませんが、分かる人には「おかしい…」ってことが分かるらしいです。
このデータはData Rescue II が判定したアロケーションブロックレイアウトに基づいています。もし、データがおかしい場合は「エキスパート」メニュー→「アロケーションブロックレイアウト...」を選択して値を変更することになります。変更の結果はすぐに反映されるので、正しいアロケーションブロックレイアウトを判断することができます。


小技を一つ。
スキャン結果からファイルを選択したとき、ブロック表示ウインドウでそのファイルをすぐに表示にさせる方法です。
「オプション」キーを押しながら「ブロック」メニュー→「指定ブロック番号で新しいウィンドウを開く」を選択。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
まだ、オプションキーは押しておきます。

ブロックを指定するウインドウが開くので、「オプション」キーを押しながら「OK」ボタンを押します。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
「OK」ボタンを押したら、オプションキーははなしても大丈夫です。

いつもと変わらない感じですが、ちょっと違います。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
「.DS_Store」を選択しています。
通常は、他のファイルを選択してもブロック表示ウインドウは「.DS_Store」の内容を表示し続けます。オプションキーを押しておいたことによって、他のファイルを選択すると、その内容が表示されるようになってます。

試しに、「.journal」を選択してみます。
Data Rescue II ブロックレベルのツール
ブロック表示ウインドウの内容がちゃんと変わりました。
何度もウインドウを開く手間が省けるし、画面がウインドウでいっぱいにならなくて済みます。

コメント

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ぴよ

マック用アプリケーションの体験記がメインなブログでした。
思いつくままに書いてますので、カテゴリーでたどっていっていただくと、いいかもです。
このブログの更新は、多忙という名の言い訳に負けて、メンテナンスモード中です。