アシスタントモード@Data Rescue II
Data Rescue II
アシスタントモードはデータレスキューが優しくナビゲート。
エキスパートモードはより深く使いこなすためのモードです。
今回の検証では、アシスタントモードの流れをご紹介します。
Data Rescue IIがナビゲートしてくれるので、手順に従って場所や方法を指定するだけで大丈夫なモードです。
流れとしては、
「はじめに」→「スキャンするドライブを選択」→「作業ボリュームを選択」→「スキャン方法を選択」→「スキャン方法の確認」→「スキャン結果」→「ファイルの復旧」
な感じです。
『はじめに』

開始ウィンドウが開きます。データレスキューの概要を見ることができます。
『スキャンするドライブを選択』

データレスキューが認識できるディスクの一覧が表示されます。もし、この段階で復旧したいディスクがでてこなかった場合、ハードディスクが完全にダメになってる可能性があります。もしくは、ディスクのボリューム構造が認識できない状態か。
いずれにしても、この段階で認識できるかどうかが最初の門になります。
細かいことになりますが、データレスキューでは、ドライブとボリュームを使い分けてるようです。解説部分にも『スキャンするドライブ/ボリュームの選択』と表示され、細かい解説がつづきます。
ドライブといった場合ディスク全体のこと。パーティションを切ってたらボリュームは複数あることになります。Data Rescueで使用する「ドライブ」という用語は、デバイス全体、例えばIDEやFirewireディスクドライブを意味します。「ボリューム」は、ドライブの論理部分を表します。
『作業ボリュームを選択』

取り出したデータを保存するための場所を指定します。これは別のディスクである必要があります。
『スキャン方法を選択』

選択肢は四つあります。
「クィックスキャン」、「フルスキャン」、「削除ファイルスキャン」、「スキャンファイルを使用」。
破損したファイルシステムからデータを復旧したい場合、まず試すのはクィックスキャンです。それでみつからなければフルスキャン。
ごみ箱を空にしてしまい削除されたデータは、削除ファイルスキャンになります。
スキャンファイルを使用は、フルスキャンの結果を保存したファイルを利用する場合に選択します。
『スキャン方法の確認』

確認です。間違いがなければ「続行」ボタンを押します。そしてスキャンが始まります。
祈りながら待ちます。
『スキャン結果』

カタログスキャンとコンテンツスキャンの結果が表示されます。
『ファイルの復旧』

復旧したいファイルの選択を行います。ファイルを個別に選択することも可能だし、全体を復旧させることも可能です。またファイルの検索もできますので、目的のものだけを素早く取り出すことも可能です。
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