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ZFS

パソコンの仕組み
06 /28 2007
Solaris 10から登場した非常に画期的「らしい」ファイルシステムがあります。
ZFS(Zettabyte File System)というもの。
ファイルシステムってなに?って聞かれても「ファイルを管理する方法」としか答えられない自分なんですが、ちょっと気になったので調べてみました。
どうやら、結構すぐれものらしいです。

まず、ご紹介したいのはこの記事。
【リンク】Sun & Users - Solaris 10ファイルシステムZFS誕生エピソード『心を解き放て!』[サン・マイクロシステムズ]

「これがメモリをマシンに追加する場合なら、こんな大げさなことにはならないんだよね。ただマシンのカバーを外して、DIMMを何枚か差して電源を入れるだけで、全て問題なく動作するのに・・・」とジェフがつぶやく。

こんなつぶやきからひらめきが生まれ、ZFSという形になるまでのエピソードです。小難しい話や用語が出てきますが、プロジェクトX風に読んでいけば、今までの概念と全く違うものが出てきたという理解は得られます。
これ読んで、開発中止になったWinFSのことをちょっと思い出しました。ファイルシステムってシステムの根幹に位置するだけあって一筋縄ではいかないんでしょうね。

もうちょっと詳しく知りたくなったらここ。
Solaris 10 オペレーティングシステム ZFS技術仕様[サン・マイクロシステムズ]
記事を読むにはSun Developer Connectionへのユーザ登録が必要(無料)です。登録して眺めてみましたが、技術仕様だけあって、実際の設定の方法とか掲載されてます。

ということで、ZFSってこんなもの「らしい」というのを、調べて分かった「つもり」のものだけ書き出してみます。

『巨大なスケーラビリティ』
128ビットのファイルシステムなので、とにかく扱えるサイズはほぼ無限。

『プール型のストレージ』
追加したハードディスクの管理とかがめっちゃ楽。今までのようにボリューム単位で追加していくのではないです。そういった増設したハードディスクというモノが増設されたと管理するのと、ファイルシステムというのを分離しているから、ユーザ側にとってはメモリを増設したときのように難しい設定が不要。

『データの完全性』
今までのようにfsckやったり、ジャーナリングの機能すらいらなくなる。停電で突然電源が切れてもファイルが壊れたりしない。

『エンドツーエンドのチェックサム』
すべてのデータを 64 ビットのチェックサムで保護していて、データ全体の整合性のチェックを行う。もし問題があれば自動で修復。

『スナップショット』
ある時点でのファイルの状態を記録しておき、いつでもその状態に戻すことができる。

『RAID-Z』
RAID-5に似た機能だけど、その欠点だったパリティとデータの更新中に電源が切れたりした場合のデータ損失が起こらない。

こういったことが、ファイルシステム自体に組み込まれてるんだそうです。これらの機能の中には、特別なハードウェアが必要だったり、専用のアプリケーションで実現していたような機能もあったりで、かなり進化したファイルシステムなんだなぁと感じました。

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ぴよ

マック用アプリケーションの体験記がメインなブログでした。
思いつくままに書いてますので、カテゴリーでたどっていっていただくと、いいかもです。
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