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ライブペイントグループのグループ枠

今さら……なんですけど、気づいてしまったのでメモ。

【過去記事】Illustrator CS2のグループ枠

上記記事で紹介したIllustrator CS2のグループ化オブジェクトをダブルクリックしたときに出る謎の枠。Illustrator CS3では「選択グループ編集モード」という立派な名前が与えられたあの枠です。

【過去記事】ダブルクリックして編集@Illustrator CS3

気づいてしまったこととは、Illustrator CS2でのこと。
ライブペイントをいじってたときのことです。ダブルクリックしたら枠が出たんですが、ちょっと様子が違うんです。
Illustrator CS3 グループ枠
四隅になんかマークが入ってます。ライブペイントオブジェクトをダブルクリックでグループ化解除した状態にしたときだけ、このマークが出るようです。

ということで、今さらながらなんですが、Illustrator CS2ではライブペイントグループオブジェクトのグループ枠は、他のものと違うことが分かるように四隅にマークが入ります。
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Adobe CS2のカラー設定

Adobeアプリ間の連携が強くなったな、と感じてしまった事例をひとつご紹介いたします。

それはカラー設定。
今までアプリ毎に別々に設定してましたが、CS2からはBridgeで一括変更が可能になりました。


Illustrator CS2でカラー設定を呼び出すと、
Illustrator CS2 カラー設定
こんな画面がでます。プリセットで用意してある項目も分かりやすい名前に変わってます。

試しに「プリプレス用-日本2」を選択すると、
Illustrator CS2 カラー設定
『非同期:Creative Suite アプリケーションが一貫したカラー設定に同期されていません』というメッセージが表示されます。さきほどの変更で、Illustrator CS2だけが他のCS2アプリとカラー設定が異なってしまったためです。

CS2からカラー設定はBridgeで一括で変更可能になりました。Bridgeでの変更が全CS2アプリに適用されます。
Bridgeを起動させ、「編集」→「Creative Suite のカラー設定...」を選択。
Illustrator CS2 カラー設定


「Suiteのカラー設定」というウインドウが開きます。
Illustrator CS2 カラー設定
※クリックすると拡大表示
ここでも「同期していません」と表示されています。さきほどIllustrator CS2で変更したためです。このウインドウ内にある「プリプレス用-日本2」を選択。「適用」ボタンを押すと、Adobe CS2アプリケーションのカラー設定が一括して変更されます。

Illustrator CS2に戻ってカラー設定を開くと、
Illustrator CS2 カラー設定
非同期だったものが同期済みに変わってます。Bridgeで変更したものと同じになったから……というか、一括変更されたためです。


ところで、Bridgeの「Suiteのカラー設定」ウインドウにこんな項目がありました。
Illustrator CS2 カラー設定
ピヨってる2色!!
これって、以前2色印刷について解説したときに作成したプリセットです。
【過去記事】プロファイル作って2色印刷
こんなところでお目にかかるとは思いもせず、ちょっとビックリしました。あの時設定した説明までちゃんと表示されてます。
ということは、2色印刷用のプロファイルを作成・登録後、Bridgeでそのプリセットに変更。そうすれば、各アプリケーションで変更する手間を省けますね。大した手間じゃないけど、元に戻すときもBridge経由で変更するだけだから、便利になったかな。

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チャンネルミキサーで特色2色画像を自在に操作

以前、2色印刷についての記事を書きました。
【過去記事】プロファイル作って2色印刷
その追記というか、こうやると便利ってのをひとつ。


2色印刷用の画像作成は、RGB→CMYK変換の際に、墨版なしにするというのがセオリーでした。
「編集」→「カラー設定」でCMYKの項目を「カスタムCMYK...」に変更。色分解オプションの「墨版生成」を「なし」に。
チャンネルミキサー
こうやっておくとK版に振り分けられる色がCMYの方に振り分けられるので、Y版を消去してCM版のみになったときに深みがでるんです。

長いことこの方法を使って2色用画像を作ってきましたが、Photoshopの調整レイヤーに「チャンネルミキサー」というのものが加わりました。これを使うと、墨版生成をなしにかえる手間もいらず、スキャニングもRGBで行わずCMYKでスキャニングしてもいいし、何より手軽に変更&調整が可能になります。

サンプルとして画像を用意。これをチャンネルミキサーを使って二色用画像を作っていきます。
チャンネルミキサー
素材集からのサンプルですが、普通にCMYK変換します。

上画像のヒストグラムです。
チャンネルミキサー
墨版にもちゃんと色あります。

レイヤーパレットから調整レイヤーを作成します。新規調整レイヤー作成ボタンを押して「チャンネルミキサー」を選択。
チャンネルミキサー


出力先チャンネルを「イエロー」にかえます。イエローのスライダーが「+100%」になってると思うので、それを「0%」に変更します。
チャンネルミキサー
これでY版はなにもない状態になります。

画像の変化。
チャンネルミキサー
がらっと変わります。

ヒストグラムの変化。
チャンネルミキサー
Y版が消去されてるのが分かります。

次に、出力先チャンネルから「ブラック」を選択。
ブラックの項目が「+100%」になってるので、「0%」に変更します。
チャンネルミキサー


変更後の画像
チャンネルミキサー
墨版がなくなってちょっと薄っぺらい画像に。

ヒストグラム。
チャンネルミキサー
K版がなくなっています。
これで、C版、M版のみの画像となりました。

これだと普通の二色用画像作成と似たような画像なわけなんですが、ここからがチャンネルミキサーのすごいところです。チャンネルミキサーを使うと、消去したY版、K版のデータをC版、M版に持ってこられるんです。CMYKのそれぞれのチャンネルの混合比を変更できる…それがチャンネルミキサーなんです。
チャンネルミキサーを使うとK版、Y版のデータをなしにできるから、RGB→CMYK変換の際に墨版生成なしに変更しなくてもいいのがメリット。そして、最大のメリットは、墨版をC版、M版にミックスできることなんです。

先ほど作った2色用データをいじってみました。ソースチャンネルのスライダーを動かして混合比率を変えてみます。
チャンネルミキサー
こんな感じでイジイジします。

変更結果一例。
チャンネルミキサー


もう一例。
チャンネルミキサー
当然のことながら調整レイヤーなのでいつでも変更可能です。クライアントさんから画像の修正指示あってもへっちゃらです。従来のやり方よりも簡単で、しかも好みの色が作れちゃいます。


さてさて、ここからちょっと組み合わせ技やってみます。
以前↓
【過去記事】プロファイル作って2色印刷
で作った特色シミュレートプロファイルを適用してみます。シアン版に青、マゼンタ版に緑を割り当てたものです。
さっき作成した画像に適用してみます。
チャンネルミキサー
おかしくないと言えなくもないけど、ものすごく微妙な感じの画像。

こんな時、チャンネルミキサーの本領発揮です。特色印刷後の仕上がりをみながら色を調節できるので、脳内変換しながら作成するよりずっと正確で効率よく画像を作成できます。

一例を。
チャンネルミキサー
こんな感じで、いつでもどんなふうにでも変更できるのがチャンネルミキサーのすごいところです。特色の場合仕上がりの予測が難しいんですが、特色をシミュレートしたプロファイルと、チャンネルミキサーさえ使えば無敵な感じです。

このチャンネルミキサーはグレースケール画像を作成するときにも使えますよ。それぞれのソースチャンネルの混合比を変えれば、他のツールにはできない調整が可能です。

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プロファイル作って2色印刷

実はなにかとめんどくさいのが二色印刷。
特色使っての二色印刷用のデータ作りって面倒だったりします。
CMYKカラーのうちCMのみを使ってデータ作り、校正の際には「脳内色変換でお願いします」と無理言ってみたり…。
スウォッチオプションの「グローバル」を使いこなして、オブジェクトは特色だけど、写真はCMそのままの色だったりったり…。
何かと面倒なんですが、DTP WORLDで紹介されてた方法をご紹介します。ものすごくいい方法なのに、それ以降見かけなくなってて、あまりにももったいないのでちょっとご紹介します。

引用元
掲載誌 ワークスコーポレーション刊『DTPWORLD』2003年1月号
記事名 第一特集「2色印刷デザイン&テクニック/テクニックPart-2」
     /スーパーバイザー:佐々木剛 文・作例:吉田えじ



簡単に流れを紹介すると、プロファイルを作っちゃうんです。PhotoshopはCMYKそれぞれのインクの色をいじることができるんですが、そのうちのCとMの色をカスタマイズしてしまうんです。んで、カラー設定のカスタムとして登録すれば、PhotoshopでもIllustratorでも使えるようになります。
この方法のメリットとして、
○Photoshop、Illustratorのどちらでもカラープレビューしながら編集作業を行える。
○データの作成はCとMで行えるため、色の掛け合わせも再現される(写真もOK)。
○プロファイルを作成し直せば、色の変更が可能(データそのものはいじらなくてOK)。
○PDF作成時にプロファイルを埋め込めば、色を維持したまま校正可能。
○プロファイルを変更しただけなので、出力の際にデータを変更する必要は一切なし。
○カラー設定として保存するため、別のデータでもすぐに適用可能(使い回しOK)。
逆にデメリットとしては、
●まだまだユーザ数の多いIllustrator8では行えない。

こんな感じになるってのを見ていただきましょう。
サンプルとしてIllustrator上にオブジェクト、写真を配置したものを用意しました。
プロファイル作って2色印刷
↑CとMで作ったデータ。

プロファイル作って2色印刷
↑上のデータに作成したプロファイルを適用したもの。
と、こんな感じに変化します。この状態を保ったまま作業できるし、プリントアウト、PDFも作れます。2色用データも慣れてくると脳内変換可能になってきますが、やっぱり仕上がりの色で作業できると快適です。


例として青と緑の二色印刷を行うとしします。
シアン版を青、マゼンタ版を緑で印刷するとして、シアンを青、マゼンタが緑になるようカラー設定を行っていきます。

プロファイルの作成はPhotoshop上で行うので、まずPhotoshopを起動。
次に色を決めます。必要になるのはLab値なんだけど、色はどんなふうに作ってもいいです。RGBでもCMYKでもDICカラーから選択しても。色が決まったら、カラーパレットのオプション(パレット右上部の右三角マーク)から『Labスライダー』を選択するとLab値に変換してくれますので、ご自由に。
今回の例では以下のような色を指定しました。
プロファイル作って2色印刷
↑シアン用変換カラー(L47/a-23/b-53)

プロファイル作って2色印刷
↑マゼンタ用変換カラー(L52/a-82/b30)
ここで決めたLab値は後で手入力しますので、メモっといてください。


次に『Phothosop』→『カラー設定...』を選択。
プロファイル作って2色印刷


出てきたウインドウの「CMYK」の項目を『カスタム CMYK...』に変更。
プロファイル作って2色印刷


さらに出てきたウインドウの「インキの色特性」を『カスタム...』に変更します。
プロファイル作って2色印刷


インキの色特性というウインドウが開いたら、『L*a*b*座標値』にチェックを入れてください。
プロファイル作って2色印刷
CMYKそれぞれのインクの色はここで調節可能になっていて、メーカー毎に異なるインクの色をシミュレートできるようになってます。適当に数値を変えてみると追随してインクの色が変換されます。シアンを緑にも赤にも変更できちゃいます。つまり、ここで指定したインキ色をもとにCMYK画像を表示してるんです。今回はこの機能を利用して2色印刷のシミュレートを行います。数値の意味はお分かりだとおもいますが、WはWhite。紙の色です。


『L*a*b*座標値』にチェックを入れたら、さきほどメモしておいた数値を入力します。今回の場合
シアン用変換カラー(L47/a-23/b-53)
マゼンタ用変換カラー(L52/a-82/b30)
でしたので、
「C:」の「L*」に47、「a*」に-23、「b*」に-53
「M:」の「L*」に52、「a*」に-82、「b*」に-30
と入力します。数値の右側にあるプレビューの色も変わります。
そして、ここがポイントなんですが、「Y:」の項目には「W:」の値を入力します。上の画面を例に取ると
「W:」の値はL*=93、a*=-0.4、b=*1.5
となっていますので、
「Y:」の「L*」に93、「a*」に-0.4、「b*」に1.5
と同じ数値を入力します。
入力する項目は以上です。Kや他の色はそのままで結構です。入力したら「オーバープリントカラーの予測」にチェックを入れます。
プロファイル作って2色印刷
すると入力したCMYの値にしたがって、掛け合わせたときの色(MYやCMなどの項目)が変更されます。後は「OK」ボタンをクリックでウインドウを閉じちゃいます。


カスタムCMYKのウインドウに戻ったら、適当な名前を付けて「OK」ボタンをクリックします。
プロファイル作って2色印刷
で、ここでちょっと注意事項なんですが、ウインドウ右下のトーンカーブがめちゃめちゃになってます。これはこれでこのやり方においては正常なんですが、RGB→CMYK変換の際には注意です。ここで作ったカラー設定のままCMYK変換するとトーンジャンプしまくりの画像に変換されちゃいます。RGB→CMYK変換はセオリー通り、通常使用しているカラー設定で「墨版生成:なし」に変更したもので変換した方がいいです。あくまで今回作るカラー設定は色味のプレビュー用途ということで。


カラー設定のウインドウに戻ったら、先ほど付けた名前が「CMYK:」の所に表示されます。
プロファイル作って2色印刷


上の画面、設定のところが「カスタム」になっています。これだとIllustratorで選択できないので、この設定に名前を付けて保存します。カラー設定ウインドウの「保存」ボタンをクリック。名前は何でもいいんですが、ここで付けた名前がIllustratorで選択するときに表示される名前になります。
プロファイル作って2色印刷
保存場所はデフォルトで、
~/Library/Aplication Support/Adobe/Color/Setting
です。

保存の際に「説明」を入力するように求められます。複数作成するときにはここに詳細情報を残しておくと後で分かりやすいです。特に必要なければ入力しなくてもかまいません。「ピヨってる2色:2色印刷用カラー設定 C版→青 M版→緑」と入力してみました。
カラーマネージメントポリシーの項目はデフォルトのままにしてますが、変更することも可能です。「プロファイルの不一致」や「埋め込みプロファイルなし」のチェックを全て外しておけばうっとうしいダイアログも出なくなります。


保存が終わると今まで設定してきた項目が表示されます。さっき入力した説明も表示されてます。
プロファイル作って2色印刷
これで設定完了! お疲れ様!

※選択したLab値によっては、色の表示がちゃんとできなかったりすることが稀にあります。そのときはLab値をちょっと変えてやると、ちゃんと色再現されるようになります。どの数値が失敗するという原因が分からないので、試行錯誤するしかないとしか言えないんですが…。

さてさて、Illustratorを起動して、『編集』→『カラー設定』を選択。Photoshopで作成したカラー設定が表示されてます。それを選択すれば、Illustrator上でも2色シミュレートが可能になります。
プロファイル作って2色印刷


↓カラー設定適用前のカラーパレット
プロファイル作って2色印刷


↓カラー設定適用前のサンプル
プロファイル作って2色印刷


↓カラー設定適用後のカラーパレット
プロファイル作って2色印刷
カラーバーの色が変わってるのが分かると思います。

↓カラー設定適用後のサンプル
プロファイル作って2色印刷
グラデーション、写真、それから色の重ね合わせもちゃんと再現されてます。


Photoshop上でのカラー設定作成がちょっと面倒な感じしますが、慣れればすぐ出来るようになりますし、IllustratorやInDesignではその設定を選択するだけと簡単便利。そしてこのカラー設定を適用しているファイルからPDFを書き出せば、その色味を保ったままPDF化できます。PDFで校正するときには便利です。
プロファイル作って2色印刷
↑一例としてIllustratorの『保存』でPDF保存をする際に表示される設定ウインドウ。「詳細」で「ICCプロファイルを埋め込む」にチェックをいれておくだけ。

できたファイルをAcrobatで表示すると
プロファイル作って2色印刷
ちゃんと2色プレビューできます。

※プリントアウトの際のトラブル事例を1つ。
2色用にカスタマイズしたカラー設定で表示させているとき、出力先のプリンターによっては見た目通りにプリントアウトされないことがあります。
インクジェットは基本的に問題ないです。
問題が生じる可能性があるのがポストスクリプトプリンタ。FUJI XEROXのDocuPrint CG835を使用してましたが、グラデーション部分がうまく再現されず、元のシアン、マゼンタカラーで出力されました。写真、文字なんかは大丈夫なのにグラデーション部分だけ違ってて、すごく間抜けです。原因は不明です。
ただ、CG835は二色印刷シミュレーション機能を搭載してまして、CMYKどの色にも特色割り当てが可能で、その仕上がりをシミュレートしてプリントしてくれます(高いだけのことはあるです)。その機能をつかうとバッチシ再現されました。
ということで、プリントアウトはインクジェット(っていうかRIPを通さない…っていうか非ポストスクリプトプリンタ)がオススメです。Illustratorからでも、プロファイルを適用したPDFファイルからでも、色を保ったまま出力されました。

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Illustrator CS2でブラックのアピアランス

Illustrator CS2の改善点の1つである「環境設定」の「ブラックのアピアランス」について検証してみました。


項目は2つに分かれてまして、1つは「スクリーン」。もう1つは「プリント/書き出し」。そしてそれぞれ「ブラックを正確に表示(出力)」と「ブラックをリッチブラックで表示(出力)」の2つの設定項目があります。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
こんな画面です(でかいので縮小してます)。

●スクリーン:ブラックを正確に表示
 全てのブラックを正確に表示すると、純粋なブラック(K100)とリッチブラック(CMYKカラーを混ぜて作成したブラック)がドキュメントで指定されているとおりに表示されます。このオプションは、Photoshopと同じようにブラックを表示します。
●スクリーン:ブラックをリッチブラックで表示
 全てのブラックをリッチブラックとして表示すると、純粋なブラック(K100%)とリッチブラック(CMYKカラーを混ぜて作成したブラック)がリッチブラックとして表示されます。このオプションは、ドキュメントのカラー値を変更しませんが、全てのブラックは可能な限り暗く表示されます。
●プリント/書き出し:ブラックを正確に出力
 RGBおよびグレースケールデバイスで全てのブラックを正確に出力すると、純粋なブラック(K100%)とリッチブラック(CMYKカラーを混ぜて作成したブラック)がドキュメントで指定されているとおりに出力されます。このオプションは、Photoshopと同じようにブラックを出力します。
●プリント/書き出し:ブラックをリッチブラックで出力
 RGBおよびグレースケールデバイスですべてのブラックをリッチブラックとして出力すると、純粋なブラック(K100%)とリッチブラック(CMYKカラーを混ぜて作成したブラック)は共にリッチブラックとして出力されます。ドキュメントのカラー値が変更されることはありませんが、RGBデバイス上ですべてのブラックは可能な限り暗く表示されます。


実際に、どう変わるか試してみました。CMYKモードなファイルを新規作成し、K100の四角形を描きます。そして設定を変えてみて、どう変わるかをやってみました。

まずは「ブラックを正確に表示」にすると
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
こんなです。

次に「ブラックをリッチブラックで表示」にすると、
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
こんなです。
上2つのキャプチャ中の四角形をよ~~~く見ると、色が微妙に違ってるのが分かるかと思います。
Photoshop上でRGB値を測定してみると、
ブラックを正確に表示の場合、R=27 B=19 G=17
ブラックをリッチブラックで表示の場合、R=0 B=0 G=0
となりました(カラー設定により異なりますので参考程度に)。
確かに変化ありです。たぶんおそらく、K100をどう表示(または出力)するかってことだと思われます。

以上のことを踏まえて考察すると、
K100のみが変わる?
K99だとどっちも同じ色?
という疑問が湧いてきました。
ということで、K0からK100のグラデーションと、10%刻みで増えていく四角形を追加して検証してみました。

まずは「ブラックを正確に表示」
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
こんな感じ。

次に「ブラックをリッチブラックで表示」にすると、
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
こんな感じ。こんなんじゃ、違いワカリマセン。

なので、上2つのキャプチャをPhotoshop上で「差の絶対値」で合成した上で、画像を反転させて、色が濃くなるように調整して、わかりやすくしたのがコレです。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
K90までは間違いなく変化してます。K80では全く同じRGB値でした。さらに精査した結果K89から変化しているようでした。
ということで、ブラックのアピアランスはK89%以上が変化します。ただし、その境目はカラー設定により変わります。

以上のことから、CLさんと笹川さんよりアドバイスをいただきました。
●この機能はオーバープリントプレビューの時に役立つかもしれない。
●K100をRGB=0で処理することにより、非PSプリンタでも墨文字が黒くプリントアウトされるようになるためのものかもしれない。
これを手がかりにさらに実験してみました。


まずは、適当にオブジェクト作成。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス


その上にK100のオブジェクトを重ねます。属性パレットにて「塗りにオーバープリント」のチェックを入れたオブジェクトです。「表示」メニューから「オーバープリントプレビュー」にチェックを入れます。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
これで準備完了。あとは「ブラックのアピアランス」の設定を変えて、見え方が変わるか調べてみます。

「ブラックのアピアランス」にて「ブラックをリッチブラックで表示」を選んだ場合。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
真っ黒です。オーバープリントはプレビューされてません。RGB=0で表示するんだから当然の結果ですけど。

次に「ブラックのアピアランス」にて「ブラックを正確に表示」選んだ場合。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
うっすらと、下のオブジェクトが見えてます。
ちゃんとオーバープリントプレビューできてます。K100といっても、真っ黒なわけじゃないということも含めて、「ブラックを正確に表示」という表現は間違いじゃないみたいです。

ということで、「ブラックのアピアランス」での設定はオーバープリントプレビューに影響を及ぼすことが分かりました。

このオーバープリントプレビューは以前のバージョンにも搭載されてまして、ついでだから10とCSでも試してみました。

Illustrator CSでオーバープリントプレビュー。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
お?

Illustrator 10でオーバープリントプレビュー。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス
お?

え?

なにが、「え?」かというと、10、CS、CS2のオーバープリントプレビュー機能の結果が全く一緒だったんです。RGBの各数値を比較しても全く一緒でした。それでいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、それはそれでいいんです。
でも、結果が一緒ということは「ブラックを正確に表示」とは以前のバージョンと同じ設定のものであるということであり、むしろ追加されたのは「ブラックをリッチブラックで表示」の方ということになります。つまり、検証すべきは「ブラックをリッチブラックで表示」の方だったとハタと気付きました。


そんなわけで、非PSプリンタの出力実験です。
「ブラックを正確に出力」と「ブラックをリッチブラックで出力」の設定の違いがプリントアウトに影響するのかどうかを調べてみました。プリントアウトの際にブリントダイアログで「オーバープリント」は「シミュレート」を選択してます。
Illustrator CS2 ブラックのアピアランス


結果。
「ブラックを正確に出力」ではオーバープリントも再現されて出力されました。
「ブラックをリッチブラックで出力」にすると、オーバープリントは再現されませんでしたが、文字はちゃんと黒!
どのぐらい黒いかはプリンタや、出力の際の設定によって変わると思いますが、「ブラックを正確に出力」では明らかに黒以外のインクが目立つのにくらべて、「ブラックをリッチブラックで出力」の場合、文字もちゃんと黒いです。

ということで、まとめると
「ブラックを正確に表示(出力)」は以前のバージョンと同じ表示方法。
「ブラックをリッチブラックで表示(出力)」は非PSプリンタ向けの、黒がちゃんと黒になる改善的追加機能。ただし、K100オブジェクトのオーバープリントプレビューはその原理ゆえに動作しない。

こんな感じの機能でした。

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ラッセルブラウンさん

ラッセルブラウンなる人物をご存じでしょうか?
Photoshopの使い切れないぐらいの豊富で高度な機能をものすごく分かりやすく紹介してくれる人です。最近知ったんですが、Adobeの社員さんらしいです。

【参考】ラッセルブラウンさんのサイト

講演やセミナー、付属のCDなんかでしか見られなかった彼のテクニックがPodcast配信されてます。 しかもビデオPodcastで。「THE RUSSELL BROWN SHOW」ってタイトルで配信されていて、日本語字幕ついてるやつがコレ。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=204898827

英語オンリーのやつが、
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=102204470
です。 (iTunesがインストールされてたら、上のリンク先をクリックすれば自動でiTunesが起動すると思います。しなかったらごめんなさい)
英語オンリーの方がエピソード数も多いです。

んんもぅっ、すんごいです。iPodに入れて通勤中に少しずつ見てますが感動します。 見てるだけで、何でもできる気になることができます。高機能で、同じことをやるにもいろんな手順があるPhotoshopなんだけど、 そんな方法もあったんだと感心します。
まだな方は是非是非みてください。

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Illustratorの前面と背面へペースト

前面へペースト(コマンド+F)と、背面へペースト(コマンド+B)ネタです。
通常ペーストと何が違うの?って改めて問われると言葉に詰まる機能なんですが、分かりやすいメリットとしては、コピーした位置と同じ場所にペーストしてくれるっていうのがあります。通常ペーストだと開いている書類の中央にペーストしますが、前面へペーストと背面へペーストは、必ずコピー元と同じ位置にペーストしてくれます。

そんなちょっと便利な前面へペーストと背面へペーストですが、コレ知ってたら便利かもってことを発見したのでご報告。

サンプル作ります。相変わらず手抜きで、工夫のないサンプルでスイマセン。
Illustrator 前面 背面へペースト

サンプルの中から、黄色いオブジェクトをカットします。

そして「前面へペースト」。
Illustrator 前面 背面へペースト
最前面へペーストされます。

黄色いオブジェクトをカットした状態で、「背面へペースト」。
Illustrator 前面 背面へペースト
最背面へペーストされます。
とまぁ、ここまではごく普通です。


ここからがちょっとしたTIPS。
黄色いオブジェクトをカットした状態で、青いオブジェクトを選択します。
Illustrator 前面 背面へペースト


そして「背面へペースト」を実行
Illustrator 前面 背面へペースト
最背面ではなく、青いオブジェクトの下にペーストされます。

緑のオブジェクトを選択します。
Illustrator 前面 背面へペースト


今度は「前面へペースト」を実行。
Illustrator 前面 背面へペースト
最前面ではなく、緑のオブジェクトの上にペーストされます。

何も選択していない状態だと「最前面」「最背面」にペーストされるけど、オブジェクトを選択していると、そのオブジェクトの「前面」か「背面」にペーストされるんです。
覚えていれば便利かもしれないちょっとTipsでした。

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Illustrator CS2でコピー元のレイヤーにペースト

Illustratorでペーストする際のペースト先って2つの選択肢があるんです。
「同じレイヤーにペーストする」と「コピー元のレイヤーにペースト」する。
言葉を見れば大体見当のつく違いですが、試してみたのでご報告。


レイヤーパレットメニューで選択できます。
Illustrator CS2 コピー元のレイヤーにペースト
ここで設定変えられます。

「同じレイヤーにペーストする」は今まで通りの方法です。選択しているレイヤーがペースト先になります。
「コピー元のレイヤーにペースト」するだと、コピーしたオブジェクトのあるレイヤーにペーストするようになります。

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Illustrator CS2のグループ枠

Illustrator CS2を使ってて不思議な現象に遭遇してました。作業してるとグレーの枠が出ることがあったんです。新機能?かと思ったんですが、調べてみた限り情報ありませんでした。なんだか分からないまま適当にやり過ごしてたんですが、度々出現するうちにそれがどういうものなのか分かってきたのでご報告。

まず、簡単に説明すると、グループ化されたオブジェクトをダブルクリックすると、その枠は出現します。そして、グループ化されてるんだけども、その枠内では選択ツール(黒矢印)で個々のオブジェクトを選択できるようになる、そんな枠です。何もないところをダブルクリックすると枠は消えます。
今までグループ選択ツール(+付き白矢印)でやってたグループ化オブジェクトの個別選択を、選択ツールでできるようにもなった、というような枠のようです。
正式名称がないようなので、出現した枠を『グループ枠』。そのグループ枠を呼び出す行為自体を『グループに入る』と勝手に名付けさせていただきます。

文章で説明するより、見てもらった方がはるかに分かりやすいので、キャプチャ中心に説明します。

それでは詳細。
まずオブジェクトをグループ化します。
Illustrator CS2 グループ枠


そのグループ化したオブジェクトを選択ツールにてダブルクリックすると、『グループ枠』が出現します。
Illustrator CS2 グループ枠
この枠内のオブジェクトはグループ化が解除された状態です。選択ツールでオブジェクトをクリックすると個々のオブジェクトを選択できるようになります。『グループに入る』という名前の通りグループの中に入ってる感じです。

『グループ枠』はグループ化されたオブジェクトよりちょっと大きめの枠です。試しにオブジェクトを移動させると、枠も追従して広がります。
Illustrator CS2 グループ枠


グループ選択ツール、ダイレクト選択ツールは『グループ枠』の中であっても、いつもと同じ挙動をします。
Illustrator CS2 グループ枠



さて、以上のことをふまえた上で追加実験です。
2つの別々にグループ化されたオブジェクト同士をグループ化したらどうなるか?という2段階グループで試してみました。 

まずは緑オブジェクトをグループ化。
Illustrator CS2 グループ枠


次にオレンジオブジェクトをグループ化。
Illustrator CS2 グループ枠


そして緑グループとオレンジグループを選択してグループ化。
Illustrator CS2 グループ枠


オブジェクトをダブルクリックしてグループに入ります。『グループ枠』は緑グループとオレンジグループを含む形でできています。
Illustrator CS2 グループ枠


選択ツールで選択してみると、緑グループごと選択されます。グループに入った状態というのが分かるかと思います。オレンジのオブジェクトを選択してもグループ化された状態で選択されます。
Illustrator CS2 グループ枠


それならばと、上の状態で緑グループのオブジェクトをダブルクリックしてみると、『グループ枠』は緑グループのオブジェクトのまわりに出現します。
Illustrator CS2 グループ枠


選択ツールで緑グループのオブジェクトをクリックすると、個々のオブジェクトが選択できました。
Illustrator CS2 グループ枠


ということで、複数回にわたってグループ化されている場合、一段階ずつグループに入っていくという仕組みみたいです。


もひとつ実験。
『グループ枠』が出ている間にオブジェクトを作成したらどうなるか? 言い換えるならグループに入っている間にオブジェクトを作成したらどうなるか?という実験です。
Illustrator CS2 グループ枠
オブジェクトがそのグループに追加されていくんです。枠もそれに従って広がっていってます。そのグループに入ってオブジェクトを追加しているとイメージすれば、このことも自然に納得がいきます。

そうそう、これクリッピングマスクしたオブジェクトにも有効です。写真をトリミングするときに使うことが多いですよね、クリッピングマスクって。クリッピングマスクしたオブジェクトは10(か9)から、自動的にグループ化されるようになりました。ダブルクリックしてグループに入ればグループ選択ツールに持ち変えることなく、トリミング枠、写真、それぞれ動かすことができます。

便利なのか余計なお節介なのか、いまいち判断しにくいとこなんですけど、慣れれば便利かもしれません。ただ突然の機能追加だったのでビックリすること間違いなしです。なんか変なことしちゃった?と最初はかな~り戸惑いました。


『グループ枠』、『グループに入る』という名称、Adobeさん的にはどうよんでるのか分からないので、あくまでピヨピヨエディット2.0ブログ内での正式名称とさせていただきます。
このとってもナイスなネーミングは、natuさんよりご提案いただきました。直感的なネーミングをありがとう!

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Illustrator CS2で変形の繰り返し

Illustratorには「変形の繰り返し」という機能があります。直前に行った移動や変形を他のオブジェクトに適用できる便利なヤツです。いわゆる『コマンド+D』。
コマンド+Dの方でピン!と来た方はIllustrator通です、きっと。
配置?って思った方はInDesign通です、たぶん。

その変形の繰り返しなんですが、Illustraotr CS2にて今まで出来てたことが出来なくなってるのでご報告。

4つの四角形を描きます。
Illustrator CS2 変形の繰り返し


うち1つを選択ツールを使って下に移動させます。
Illustrator CS2 変形の繰り返し


別のオブジェクトを選択し「変形の繰り返し」を実行。
Illustrator CS2 変形の繰り返し
ちゃんと直前に行った移動が繰り返されます。ここまでは正常なんです。

次にダイレクト選択ツールで四角形のアンカーポイントを1つだけ選択。
Illustrator CS2 変形の繰り返し
「変形の繰り返し」を実行!実行!実行!実行!
う、動きません…。

今まではどうだったかというと、
Illustrator CS2 変形の繰り返し
と、こんなふうにちゃんと動いてくれてたんです。

どうやらIllustrator CS2では、ダイレクト選択ツールで選択したアンカーポイントや線は、変形の繰り返しが適用されないようです。
これはバグか新たな仕様の息吹か…。こればっかりは新たな息吹でないことを祈ります。前と同じでいいです。いつもと変わらない動作でいいです。次のマイナーアップデートで直ることを期待していたんですが、12.0.1でも変わらずでした。新たな仕様の予感…。

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Illustrator CS2でセンタートンボのズレ

Illustrator CS2にてトンボがずれて作成されるという不具合がありまして、現在、最新版にアップデートすれば改善されますが、不具合記録として記事を作りました。

【参考サイト】[227734 ]トリムマークが正しく作成されない(Illustrator CS2)@Adobeサポートデータベース


100mm×100mmの四角形を作成。もちろん線なし。フィルタ→クリエイト→トリムマーク実行。
Illustator CS2 センタートンボのずれ
四角形の中心を通るガイドを作成。


それじゃ、拡大。左右のセンタートンボです。
Illustator CS2 センタートンボのずれ
ずれてますね~。


天地のセンタートンボの拡大(倍率は上の画像と同じです)。
Illustator CS2 センタートンボのずれ
ちょっとわかりづらいですが、ほんのちょこっとずれてます。
たしかに、センタートンボずれてますよ~。


さてさて、オブジェクトの大きさによってもズレが変わるか検証。
10mm×10mmの四角形を作成して、トンボ作成。
Illustator CS2 センタートンボのずれ
ずれてるよ~。



どれくらいずれてるのか計測してみました。10mm×10mm、100mm×100mm、1000mm×1000mmの3つのオブジェクトで計測。
左右センタートンボのズレ幅
 10×10………0.258mm
 100×100……0.258mm
 1000×1000…0.258mm
3つとも共通でした。

天地センタートンボのズレ幅
 10×10………0.33mm
 100×100……0.193mm
 1000×1000…0.023mm
オブジェクトが大きくなるにつれズレは小さくなっていってます。ただ、この誤差はmmとpt変換誤差に起因しているらしく、オブジェクトの大きさとは関係ないようです。

Illustrator CS2は数えバージョンで12になります。この不具合が発生するのは12.0.0です。12.0.1では解決していますので、是非アップデートを。

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起動ディスク以外の仮想記憶ディスク設定

Illustrator、Photoshopでは、「環境設定」で「仮想記憶ディスク」の設定ができるようになってます。ここに読み書き速度の速いディスクを割り当てておけば、処理速度も向上するという設定です。いまいち体感でわかんないんですけどね。


設定はこんな感じで複数ハードディスクを割り当てられます。
仮想記憶ディスク設定
これはIllustratorのものですが、Photoshopでは4つも割り当てられます。

環境によって、ここに起動ディスク以外のディスクが表示されないことがあるようで、そんな時の対処法を。
方法はいたって簡単。表示されないディスクを選択して「情報を見る」します。そして、「このボリューム上の所有権を無視する」にチェックを入れるだけ。再起動が必要だったかどうかうろ覚えなんですが、これでおそらく治ると思われます。

ハードディスクを増設している場合、起動ディスク以外のハードディスクのアクセス権って無視することができるんです。
起動ディスクの情報を見ると、
仮想記憶ディスク設定
こんな設定なんですが、
起動ディスク以外のハードディスクには、
仮想記憶ディスク設定
こんな感じで、「このボリューム上の所有権を無視する」という項目が表れます。

OS Xになってから、アクセス権云々のトラブルがちらほら出てきてますね。今回のもアクセス権がらみのトラブルです。OS X使ってるのに、アクセス権についてあまりよく分かってないので原因は分からないんだけど、ここにチェック入れればOKみたいです。
(Thanks DERA)

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Illustrator CS2で中国語

たしか、Mac OS 9の頃から、それまで別売りだったLanguage Kitが同梱されるようになりました。Language Kitとは多言語を扱うための機能拡張キット。標準では扱えなかった中国語、韓国語、アラビア語などを扱えるようになります。表示だけでなく、フォント、IMまでインストールされるので、入力まで可能になります。

そしてOS Xでは普通にインストールすれば、各言語環境がこっそりと入ります。「システム環境設定」の「言語環境」で使いたい言語を最優先(一番上)にもってきてログインし直せば、Finderのメニューからエラーメッセージまでその言語で表示されます。


さてさて、OS Xという土台は多言語環境を実現している一方、Illustratorはどうだろう?というのが今回の検証。
結論から言いますと、すっげ~簡単。
「システム環境設定」で使いたい言語を選択するだけで準備は完了。あとはIMを切り替えて、その国のフォントを選択して入力するだけです。

試しにやってみたのは中国語。

まずは「システム環境設定」を開いて、「言語環境」を選びます。ウインドウ上部のタブを「入力メニュー」に切り替えます。
Illustrator CS2で中国語
※クリックすると拡大表示
たくさんの国が国旗と共に表示されます。使いたい言語にチェックを入れれば、準備完了です。簡体字中国語である「Simplified Chinese」を選択しました。

チェックを入れると、メニューバーのIMの項目に「Simplefied Chinese」が追加されます。
Illustrator CS2で中国語
その中から「ITABC(ABC標準)」を選択。
他の「Wubi Xing(五筆型)」とか「Wubi Hua(五筆画)」とかは、実はよく分かってません。「ITABC」というのがpinyin(ピンイン)で入力可能なモードだったようで、それでやってみました。

Illustrator CS2を立ち上げて、フォントを選択します。
Illustrator CS2で中国語
ん~。いつインストールしたのか全然おぼえのないフォントばかりです。
この中から「Adobe 宋体 Std L」を選択。Adobeってついてるから、Adobe CSとかインストールしたときに入ったのかな。あと他のはDynafontの付属のものかなぁ。
にしてもオープンタイプの流れはワールドワイドなんだな、と実感でした。繁体字中国語も韓国語もオープンタイプフォントが入ってたのはちょっとビックリ。

フォントを選択したら入力です。「nihao」と入力してスペースで変換。
Illustrator CS2で中国語
続けて「shijie」と入力。

スペースキーを押すと変換候補がでます。
Illustrator CS2で中国語
候補の中から「世界」を選択。
一応お約束の「Hello World」の中国語版です。変換操作はことえりと同じような感じでできました。

ということで、あまりにも簡単にできてしまって、いささか拍子抜け。
必要なものは、その言語の入力知識とフォントだけです。

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IllustratorとInDesignの線描画の違い

IllustratorとInDesignでは四角形を作成したとき、その出来が微妙に違うんです。
ホントにびみょ~に。
どう違うかというと、Illustratorではドラッグした範囲と同じ大きさの「パス」ができます。
InDesignではドラッグして四角形を作成すると、「線幅を含んだ」大きさの四角形ができます。…って、言葉で書いても分かりにくいのでキャプチャとあわせて説明していきます。

まずはIllustratorから。
ガイドラインにそってドラッグ四角形を作成してみます。
IllustratorとInDesignの線描画の違い
ドラッグして作成したとおり、ガイドラインに沿って、「パス」ができているのが分かります。ただ、線幅指定をしているとドラッグした範囲より大きい四角形ができます。


つぎにInDesign。
InDesignでガイドをひいて、そのガイドに合わせるようにドラッグで四角形を描きます。
IllustratorとInDesignの線描画の違い
すると、こんな感じになります(分かりやすいように線幅を太くして四角形作成)。
InDesignでは、ドラッグした範囲と同じ大きさの四角形が作成されます。線幅を含む大きさであることに着目です。
上のキャプチャを見ると、四角形オブジェクトの実際のパスは緑線の中央にある灰色の線。線幅が5mmに設定されているので、上下左右2.5mmずつ内側にある灰色の線ということになります。つまり、ドラッグして描いた大きさと、オブジェクトの「パス」の大きさが違っているんです。だから、ガイドラインにきっちり沿って四角形を作成したつもりでも、線幅を変更するとガイドラインとずれるわけです。

試しに線幅を1mmにすると、
IllustratorとInDesignの線描画の違い
こうなります。オブジェクトのパスがガイドライン上にないためずれてます。

Illustratorに慣れてるせいか、InDesignの挙動は予想外って感じますが、どっちが正解という問題じゃないんでしょうね。ただ、どちらが好きかときかれたらIllustratorです。特にCS2からはパスの内側や外側に線を移動できる「線の位置」という項目が追加されてます。四角形を描いて、線の位置を「線を内側に揃える」にしておけば、線幅を変更してもパスから線がはみ出さない四角形ができます。

線の位置はInDesignにもあります。上のキャプチャの設定を「線を内側に揃える」に変えてみると
IllustratorとInDesignの線描画の違い
四角形のパスが内側にあったことが、よりはっきり分かります。いっそ、この状態をデフォルトにしてくれてたらよかったのにな。そしたら、ドラッグした範囲と同じ大きさのパスができるわけだし、線幅を変えてもガイドラインからはみ出さないし。

たぶん、おそらくなんですが、InDesignがこうなのはページレイアウトソフトだからかな、と思います。InDesignのバウンディングボックス(InDesignでもそう呼ぶのかわかりません)が線幅を含んだ四角形全体を覆っているのに対し、Illustratorでは線幅に関係なくパス上に出現します。四角形の大きさを変更するときには、InDesignだとガイドラインにキッチリ揃うわけで、そういう仕様っていうのがページレイアウトソフトとしては便利だな、とか思うわけです。

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Illustrator CS2で「線の位置」が変更可能に

Illustrator CS2で待ち望んでいた機能が追加されていました。

それは線パレットに追加されている「アレ」です。ちょっと説明しづらいんですよ。要らないといえば要らない「アレ」なんですが、InDesignにはあった機能でずっと切望してました。小さな改良だったかもしれないけど、自分にとってはものすごくうれしい「アレ」をご紹介します。

線パレット中にこんな3つのボタンが追加されました。
「線の位置」という項目です。
Illustrator CS2 線の位置
左から順番に「線を中央に揃える」「線を内側に揃える」「線を外側に揃える」です。

うまく言葉で説明する技量がないので、キャプチャしたものと一緒に説明します。

まずは「線を中央に揃える」
Illustrator CS2 線の位置
いわゆるデフォルトであり、以前のIllustrator同様に線が適用されます。描いたオブジェクトのパスを中心に、指定した線幅が適用されます。


次に、上のオブジェクトに「線を内側に揃える」を適用してみます。
Illustrator CS2 線の位置
すると、パスの内側に線ができます。見たまんまです。


そして「線を外側に揃える」
Illustrator CS2 線の位置
パスの外側に線ができます。これも、見たまんまです。
説明しなくても、こうやって見ていただければ分かるですね、ハイ。

一緒にアピアランスパレットをキャプチャしてますが、線の項目が「10pt 内側」「10pt 外側」と変化してるのが分かるかと思います。

この機能、グリッドに添って整然と配置したオブジェクトに線を適用しても、「線を内側に揃える」にしておけば、線幅が異なっていてもグリッドからはみ出さずに、きちんと整列を維持してオブジェクトを並べることができます。便利だなぁ。うれしいなぁ。

ひとつ残念だったのが、オープンパスや文字には適用されなかったこと。オープンパスに適用されないのは当たり前としても、文字に適用できたら応用の幅が広がるだけにちょっと残念。

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Illustrator CS2で記憶されないプリントプリセット

Illustrator CSから搭載されたプリントプリセットという機能があります。

出力先プリンタ、用紙の大きさ、トンボの有無…など各種設定後、保存しておけば、プリントアウトの際にすぐさま設定を呼び出せるという便利機能。
ver.10だと用紙設定を行って、プリントアウトという二度手間だったんです。ver.9以前だとセレクタでプリンタ選んで、用紙設定して、プリントという三手間だったです、たしか。
CSからはその二つが統合された上、プリセットとして登録できてすごく便利になってます。

Illustrator CS プリントプリセット
「編集」→「プリントプリセット」で選択すると、
Illustrator CS プリントプリセット
※クリックすると拡大表示
プリントダイアログとほぼ同じウインドウが開きます。にしてもウインドウでかいな。
ここで各種設定を行って、名前をつけて保存しておくことができます。

ただ、ひとつ欠点がありまして、CSからのプリントアウトの機能はAdobe独自のものっぽいんです。今までだったらプリンタドライバで行っていた、プリンタ独自の機能なんかは別項目として設定しなきゃならなくなってます。非PSプリンタ(Quick Draw系プリンタ)なんかは用紙によってプリント品質を変えてプリントアウトする機会が多いんで、ちょっと不便になったかもしれないです。

んじゃ、その設定はどこからするのかというと、上の大きなウインドウの「プリンタ...」ボタンです。
そのボタンを押すと、こんなダイアログが…
Illustrator CS プリントプリセット
『印刷設定ダイアログボックスはオペレーティングシステムより表示されます。Illustratorのプリント機能を有効に活用するには、すべてのプリントオプションをプリントダイアログで設定することをお勧めします。』
あんまりそれ使うな、っていうニュアンスたっぷりですが、無視して「続行」ボタンを押すと、10以前での見慣れたウインドウが出てきます。
Illustrator CS プリントプリセット
プリンタ独自の設定がここでできます。

これらの設定全部済ませて、プリントプリセットを作るんですが、Illustrator CSではプリンタ独自の機能の設定項目が記憶されてませんでした。つまりせっかくプリントプリセットを作ったのに、その部分だけはプリントアウトの際に再設定しなくちゃなんなかったんです。InDesignだとそこもちゃんと登録してくれるのに、Illustratorはダメなんですよねぇ。CS2になって、改善されてるかなぁと期待してたんですが、CS2でもダメでした。すごく残念。そこをちゃんとしてくれたらかなり便利になるんだけどなぁ。

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デジカメ画像のグレースケール化

ほとんどが1色、多くても2色印刷の仕事がありました。PTA新聞とか、団体の会報だとか。そしてデジカメデータ入稿率が一番高かった仕事でもあります。先生や保護者が一生懸命撮った写真なんですが、中にはひどい写真もあるんです。逆光、それからかなりアンダーな写真などなど。
そんな写真でもデジカメで撮ったデータなら救いの道があったりなかったり…。
今回はそんな方法をちょっとご紹介。

サンプルとして写真を一枚Photoshopで開きます。RGBモードのままです。
デジカメ画像のグレースケール化
かなりアンダー気味な写真です。

これを直接「グレースケール」に変換すると…。
デジカメ画像のグレースケール化
午後2時とは思えないほど暗く、暗雲が立ちこめてるような不気味な写真に。

ヒストグラムをみても、かなりアンダーより気味です。
デジカメ画像のグレースケール化



さてさて、今度はいきなり「グレースケール」に変換ではなく、いったん「Lab」に変換します。
「イメージ」→「モード」→「Labカラー」を実行。そして「L」チャンネルだけを表示させます(コマンド+1)。
デジカメ画像のグレースケール化
すると、元画像の露出不足が信じられないくらい明るい感じになります。これをグレースケールに変換すれば、かなりいい感じのグレースケール画像ができあがります。

ヒストグラムを見ても、直接グレースケール変換した画像より、バランスいいです。
デジカメ画像のグレースケール化



室内で撮影されて誰が誰だか分からないくらい暗い写真でも、この方法を使うとビックリするぐらい誰が誰だか分かるぐらいになったりします。
なお、この方法は不思議なことにデジカメデータのみ威力を発揮します。同じCCDでとるスキャナで読み込んだ画像では、こうはなりません。デジカメで撮ったデータっていうのは、スキャニングしたデータとは違う特性があるのかな。

ということで、補正すれば改善できることではありますが、よりお手軽に不思議なくらいきれいなグレースケールになっちゃったりするのでオススメな方法です。

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Adobe BridgeからIllustarator CS2へ

BridgeからIllustarator CS2へ一気に画像配置できちゃうんですね。
Bridgeで配置したい画像を選択して「ファイル」→「配置」→「Illustratorに」でできます。
べんり~。
おまけにFinderからドラッグ&ドロップでもいけます。
ちょ~べんり~。

InDesignだとFinderからドラッグ&ドロップでいけてたのでIllustratorにも欲しいと思ってた機能でした。CS2以前は配置にショートカットを割り当てて、ちまちまやってましたがそれともおさらばです。

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Illustrator CS2のグリフレットパレット

Illustrator CS2に地味に加えられた機能に「グリフレット」っていうのがありました。

どんなものなのかピンとこないし、どうやって設定するのかも結局分からずじまい……というか、分かろうとしなかった、という方が正解なんですが、おそるおそる触ってみました報告です。


「書式」メニューに「グリフレット」っていうのがあります。
Illustrator CS2 グリフレット


選択すると「グリフレットパレット」が開きます。
Illustrator CS2 グリフレット


たくさんの文字(字形)数が入っているOpenTypeフォント。それでも全てをまかないきれるわけじゃないです。Illustrator CS2で加わったグリフレットパレットは、Illustratorで作った外字を、登録するためのパレットみたいです。

詳細はこっちに任せます。使ったことないので…。
【参考リンク】Adobe SING

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Illustrator CS2でのトリムエリアとトリムマーク

非常にまぎらわしかったのにIllustrator CSまで続いた「オブジェクト」→「トンボ」のメニュー。

何がまぎらわしいって、その名前です。その名もズバリな「トンボ」のくせに、トンボ作成には使っちゃいけないのであります(ややこしい)。
いわゆるトンボは「フィルタ」→「クリエイト」→「トリムマーク」で作成しなきゃならないんです。なのに「オブジェクト」→「トンボ」で作成されちゃったデータをもらうことも時々ありました。それもこれも名前のせい。

Illustrator トリムマークとトンボ
↑Illustrator CSでのメニュー項目。

そしてIllustrator CS2ではこうなりました。
Illustrator トリムマークとトンボ
↑Illustrator CS2でのメニュー。
トリムエリア! なんて初耳でピンと来ない名前! このぐらい変わってくれると間違える人も減るだろうなぁ。

さて、このトリムエリア(CSまではトンボだった項目)ってどういう時に使うもんなんだろ?という疑問を投げかけていたところ、答えをいただきましたのでご紹介。
トリムエリア(CSまではトンボ)を作成しておくと、他のアプリケーションに持って行くときの基準の枠になります。EPSやPDFファイルをInDesignに貼り込むとき、トリムエリアの位置を読み取り、正確に配置してくれます。
例えばA4サイズのトリムエリア(CSまではトンボ)を作成したデータを、InDesignで配置するとちゃんとA4サイズになります。
もし、トリムエリア(CSまではトンボ)ではなく、トリムマークでデータを作成していた場合、そのトンボまで取り込まれてしまうんです。オブジェクトとして存在してるのでそうなるんです。
一方、トリムエリア(CSまではトンボ)では、トンボを表示することなく取り込んでくれます。オブジェクトとして存在しているんじゃなくて、基準を指し示すためのもの情報のようなものだからなんですね。

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Illustrator CS2で変形パレットの数値が正常に戻った

使用する上では何ら問題のないことなんだけど、見た目の上で気になってしょうがないことってあったりします。


Illustrator CSって、厳密過ぎたのか、四捨五入が苦手だったのか、オブジェクトのサイズを「37.99999 mm」表示してたんです。
使用上はまったく問題なく、脳内で四捨五入して38mmって解釈すれば大丈夫なんですけど、すごくすごく気になってました。
Illustrator CS 2 数値パレット
不思議なのは、情報パレットはきちんと整数表示してたのに、変形パレットのとこだけおかしかったこと。変形パレットで数値入力する際に桁数多すぎて、邪魔でした。見た目も悪いし。
ただし、これは仕様らしいです。そう、立派な仕様。そういうものなんです。

それがIllustartor CS2では改善されました。
Illustrator CS 2 数値パレット
あースッキリ。

試しに37.9999mmのオブジェクトをIllustrator CSからIllustrator CS2に持ってきたら、ちゃんと38mmって表示されました。

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Illustrator CS2での保存時の小さな変化

Illustrator CSで、以前のバージョンで保存するには「ファイル」→「データ書き出し...」を選ばなければならなくて、あぁ互換性完全になくなっちゃったんだなぁ、とすごく実感したもんです。『Illustrator Legacy』なんて表示されてたし。


と・こ・ろ・が、Illustrator CS2では「保存」から以前のバージョンで保存することもできるようになっちゃってます。
Illustrator CS 保存方法の変化
あらま。だからといって、互換性が復活したわけじゃないんですけどね。

下位バージョンで保存するこってほとんどしないです。あんまり信用してないし、トラブルの素っぽいし。いまだにIllustrator 8で入稿よろしく、と言ってくる製版所行きのデータ作成の時にしか使わなかったです。それも最後の最後で保存するときにだけ。フォントのアウトライン化、画像は全て埋め込んで、アピアランスは分割、透明は分割・統合して、これでもかってぐらい問題排除して下位バージョンで保存。そして入稿してました。

それじゃ、「データ書き出し」の項目はどうなったかっていうと。
Illustrator CS 保存方法の変化
Illustrator Legacy、そしてIllustrator Legacy EPSなんかがなくなってるのが確認できます。

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Illustrator CS2で下線と打ち消し線

Illustrator CS2からの新機能のひとつに、下線、打ち消し線が加わりました。


使用頻度としては少なめな機能ですが、いざ必要になったときはものすご~く不便な思いをしてました。
これまではパスをひいて済ませてたんですが、修正が入った場合いちいち動かさなければならず、結構面倒。行をまたがってしまったりなんかしたら大暴れですよ。

そんな不便さを解消してくれるありがたい機能です。
Illustrator CS 2で下線と打ち消し線
※クリックすると拡大表示
使い方はいたって簡単。適用したい文字を選択して、文字パレット上に用意されたボタンを押すだけ。サンプルを見て頂ければ分かると思いますが、線の色は文字の色と同じになります。そして、下線、打ち消し線の両方を適用しちゃうこともできます。

シンプルで分かりやすいワンタッチ機能なんですが、シンプルすぎるせいか詳細を設定する項目が見あたりませんでした。文字と下線の距離を変えたいとか、打ち消し線を二重にしたいとか、そういうのを設定する項目があるのかなぁと思ったんですけど。
あと波線とかできたら便利だったなぁ…。

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Acrobat 7でcase sensitiveなトラブル

Case Sensitiveという言葉を理解するために、まずは簡単な復習から。

Mac OS X 10.4ではディスクユーティリティーにてハードディスクをフォーマットする際に選べる形式が5つもあります。
フォーマット形式


【参考】リムーバブルディスク、USBメモリとかだと、もう2つ増えます。
フォーマット形式


どれにしようかしら?と楽しく悩んでしまいそうですが、通常は「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でOK。

「Mac OS 標準」はMac OS 8まで使われてきフォーマットでHFSと呼ばれてます。標準と名付けられてますが今となっては古い形式です。MOとかはこの形式でフォーマットしてます。だって、HFSじゃなきゃダメってとこもあるので……。

「Mac OS 拡張」はHFS+とも呼ばれるフォーマット形式。HFSを拡張したものでMac OS Xでは標準的な形式です。
「ジャーナリング」っていうのは破損したファイルシステムを素早く復旧させるための耐障害性機能。ジャーナリングは搭載された当初、隠し機能だったり、メンテナンスソフトが対応してなかったり、ディスクアクセスのパフォーマンスに影響があるなんて言われてましたが、それも今は昔の話。今では標準です。

「MS-DOSファイルシステム」はWinで使われるFAT形式です。USBメモリをこの形式でフォーマットしておけば、マックでもWinでも使えるようになります。デジカメのメディアもこのフォーマット形式が採用されてます。

「UNIXファイルシステム」っていうのはUFSのことかな。よく知らないので説明パス。

「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別)」は文字通り「piyo」と「Piyo」を別のファイルとして扱います。case-sensitiveとかHFSXと呼ばれたりしてます。Acrobat 7の今回紹介するエラーはこのフォーマット形式に起因しています。
10.3ではTerminalを使わなければオンにできなかったんですが、10.4よりディスクユーティリティーでフォーマットできるようになりました。選択できてしまうだけに、選んでしまいそうになりますが、Adobeは正式にサポートしていません。トラブルの原因にもなってるみたいで、アドビユーザーフォーラムにて報告されてました。

10.4にてAcrobat 7がHFSXボリューム上でエラーが出るというトピック。
原因は単なる記述ミス。ファイル名の書き換えだけで解決します。
  Adobe Acrobat 7.0 Professional.appの中の
  「Contents/Frameworks/」にある「AdobeBibUtils.framework」を
  「AdobeBIBUtils.framework」にリネームするだけ。
微妙~な違いです。「ib」か「IB」の違い。小文字か大文字の違いなんです。

参考までにエラー時に、はき出されるログは
 Link (dyld) error:
 Library not loaded: @executable_path/../Frameworks/AdobeBIBUtils.framework/
 Versions/A/AdobeBIBUtils
 Referenced from: /Applications/Adobe Acrobat 7.0 Professional/
 Adobe Acrobat 7.0 Professional.app/Contents/MacOS/Acrobat
 Reason: image not found
です。

上のエラーログ、AdobeBIBUtilsがないよぉ、っていってます(たぶん)。
AdobeBIBUtilsを探してるのに、AdobeBibUtilsと記述ミスされてるからあるはずないです。これ、case sensitiveだったからこそ分かったバグといえます。HFS+だったら、AdobeBIBUtilsとAdobeBibUtilsは同じものとして扱われるのでエラーがでません。

普通にできちゃう「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別)」フォーマットなんですが、DTP的には「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」フォーマットした方がよさそうです。

引用元リンク
TigerでのAdobe Acrobatの不具合(Adobeユーザフォーラムより)

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Illustrator CS 2でグレースケール彩色

白黒フィルムで写真を撮って、カラー現像してもらうとセピア色の写真ができる、なんて技がありました。でもそれも今は昔。いまはデジカメの機能の1つだったり、パソコンに取り込んで簡単にセピア色に変更できちゃったり。思い出がセピア色になる前に、セピア色の写真が作れちゃう時代になりました。

さてさて、Illustrator CS2からはグレースケール画像に着色できるようになりました。グレースケール彩色という機能です。今は昔のセピア色の写真を作るテクニックとまさに同じ要領です。

やり方は簡単です。
グレースケール画像を配置。配置した画像を選択。
Illustrator CS 2 グレースケール彩色
サンプルです。Illustratorでグレースケールしたものでなくて、Photoshopでグレースケール化したものです。

そして、カラーパレットで色変更するだけ。例えばオレンジ。
Illustrator CS 2 グレースケール彩色
オレンジ!

例えばシアン。
Illustrator CS 2 グレースケール彩色
シアン!

グローバルカラーはもちろん、
Illustrator CS 2 グレースケール彩色


特色でもOKです。
Illustrator CS 2 グレースケール彩色
何でもアリだね!


このグレースケール彩色はどのファイル形式でもいいというわけではなさそうです。

Photoshopから、TIFF、JPEG、PSD、EPS、PDF(PDF/X-1a)形式にて保存したものを配置してみました。
Illustrator CS 2 グレースケール彩色
※クリックすると拡大表示
…なんかEPSだけ色違うよ(ボソッ

で、彩色。
Illustrator CS 2 グレースケール彩色
※クリックすると拡大表示
結果、TIFF、JPEG、PSDは問題なし。EPS、PDFはグレースケール彩色が機能しませんでした。

以上の実験、CMYKモードでやりましたが、RGBモードでもできますよ。

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