Carbon Copy Cloner 3.0.1
バックアップバージョンアップ内容をリリースノートより引用します(英語だけど…)。
●Fixed an issue that caused creating new disk images to fail
●Fixed an issue that would cause backup to a remote Macintosh to fail
●Fixed an issue that caused "Failed to chown" messages to appear in the log and caused CCC to report that the synchronization engine had failed
●Modification times of folders and applications are now properly preserved when using the "Copy everything" cloning method
●Fixed an issue in which locked files were not properly deleted (as necessary)
●Fixed an issue in which CCC reported that it could not enable ownership on the target volume
●CCC now explicitly disallows non-HFS volumes (this clears up confusion on what target volumes are supported)
●Fixed an issue in which CCC errantly reported that it could not archive some items during a "Copy selected items" clone
●Resolved several localization issues and included localizations for French, Russian, Korean, Swedish, and Dutch
●The Authentication Credentials Installer package no longer installs CCC's version of rsync into a location commonly in $PATH
●Minor tweak to improve performance when copying to a sparse disk image created by CCC on a network volume
●Fixed an issue that would cause some target volumes to not be bootable
●Fixed a cosmetic issue in which the amount of data copied in the CCC.log file was grossly incorrect
CCCのアップデート機能が初稼働しました。
実は、ネタにしようと思ってたバージョンが3.0.1-b1だったんです。

β版もお知らせするように設定してたので…。
で、3.0.1-b1のネタを書こうと思ったら、今度は3.0.1のアップデートのお知らせが…。

ということで、βがとれて3.0.1になりました。
「アップデートをインストール」ボタンを押すとアップデートが始まります。
まずはダウンロード。

ダウンロードが完了すると、アップデート抽出が始まります。

完了すると「インストールできます。」と表示されます。

「インストールして再起動」ボタンを押すと、CCCが再起動します。
アップデートついでに3.0.1でクローンを作成してみました。
以前、3.0βでクローンを作成した記事を書きましたが、それと流れは一緒です。クローンを作成したい方は併せて参照を。
【過去記事】Carbon Copy Cloner 3.0βでクローン作成
3.0βと3.0.1とで違うのは画面のインターフェース部分。他は一緒でした。
コピー元に内蔵ハードディスク「Macintosh HD」を指定。コピー先には「PIYO HD4」を指定。

前回の検証でも同様のことをやりましたが、パーティションを切り直してます。内蔵ハードディスク(Macintosh HD)より、コピー先のディスク(PIYO HD4)の容量が小さいです。
そのため、ビックリマーク付きの注意書が出ています。
「コピー先ボリュームはブロック単位のクローン化に対応できる容量がありません」との表示。もっともなアラートです。
ボリューム単位ではムリだけど、通常のクローンは作成可能です。
「クローン作成」ボタンを押します。
ダイアログが出ました。

(選択したオプションでは、コピー先ボリュームにあるファイルの一部またはすべてが永久に削除されます。この操作を続けてよろしいですか?)
続けていいので「続ける」ボタンを押します。
権限が必要なので認証要求があります。

パスワードを入力して「OK」ボタンを押します。
検証が始まります。

コピー先ボリュームの消去が始まります。

そして、クローンの作成が始まります。

あとは、気長に待つだけです。できれば、この間は何もしない方がいいです。
β版ではクローン先のディスクの名前が、クローン元の名前に置き換わってましたが、3.0.1では変更されることなくクローンが作成されました。
117GBでかかった時間です。

3時間25分26秒かかりました。
CCCの魅力は起動しているディスクの完全コピーができること。作成したクローンから、もちろん起動可能です。
Intel Macの場合はパーティションテーブル形式に気をつければ、USB接続でもFireWire接続のハードディスクからでも起動可能になります。